【有料上映会】ドキュメンタリー映画『Yokosuka1953』上映と木川剛志監督のお話(2023.4/22)

新型コロナウイルス感染蔓延防止に、ご協力ください。

  • 体調の優れない方は参加を控えてください。
  • マスクの着用をお願いします。

※本上映会の内容は変更する場合があります。あらかじめご了承ください。

『Yokosuka1953』横須賀上映
『Yokosuka1953』横須賀上映のチラシ裏面

ドキュメンタリー映画『Yokosuka1953』上映と木川剛志監督のお話

開催日:2023年4月22日(土曜日)開場13:00 開演13:30

会場:横須賀市 文化会館 大ホール
〒238-0016 神奈川県横須賀市深田台50
京急線「横須賀中央駅」下車 徒歩10分

チケット料金:1000円(前売り800円)全席自由席

チケット販売:
横須賀市文化会館 ☎046-823-2951
品川文化堂(大滝町)☎046-823-1848
井出新聞店(衣笠栄町)☎︎046-851-0235
アナザワフォト(追浜駅前)☎︎046-865-9963

『Yokosuka1953』

映画「Yokosuka 1953」予告編(90秒)

ホームページ ドキュメンタリー映画『Yokosuka1953』

木川 剛志 (きがわ つよし) 監督

和歌山大学観光学部教授。1976年京都市上京区上七軒界隈生まれ。祖父は新興京都や大映に属した美術制作の職人。1999年に京都工芸繊維大学を卒業後、スリランカ、中国大連、アメリカの設計事務所の勤務を経て、2002年にロンドン大学バートレット大学院修了。2018年の夏より取り組んで来た本作「Yokosuka1953」が「テレメンタリー」や「奇跡体験!アンビリバボー」などで放映され話題となる。

木川剛志

研究者詳細 木川 剛志 | 和歌山大学のホームページ


主催:16 ミリ試写室
共催:横須賀市教育委員会
後援:
横須賀市
(公財) 横須賀市生涯学習財団
(福) 横須賀市社会福祉協議会

発行「16ミリ試写室だより」No.127

16ミリ試写室の会報誌「16ミリ試写室だより」は年4回発行しています。

16ミリ試写室だより

No.127 令和5年1月15日「16ミリ試写室だより」

  • 第33回有料上映会のお誘い 映画「Yokosuka1953」と木川監督のお話
    2023年4月22日(土)13:30 横須賀市文化会館 大ホール
  • ─風─ エッセイ「風」に寄せて ソプラノ歌手 鈴木慶江
  • 映画会情報
  • ドキュメンタリー映画の試写会で情報収集!
  • 報告(映写活動・予定)
  • 会員ふれあいメール 穏やかにそして謙虚な気持ちで 村田裕子

ソプラノ歌手 鈴木慶江さんより

2022年9月17日(土曜日)、横須賀市文化会館大ホールでおこなわれた、映画「地球交響曲 第九番」上映の舞台ですばらしい歌を披露してくださったソプラノ歌手 鈴木慶江さんより、メッセージエッセイをいただきました。

No.127 令和5年1月15日発行「16ミリ試写室だより」掲載


エッセイ「風」に寄せて

ソプラノ歌手 鈴木慶江

記念すべき2023年1月1日のカウントダウンは、タイのバンコクで、3万発の花火と共に感動的な50歳の誕生日を迎えました。
花火が打ち上げられたチャオプラヤー川周辺は、趣き豊かな老舗高級ホテルが立ち並ぶ場所で、朝も夜もテラスからの景色に癒されました。川のある場所は世界中どの街に行っても、時間の流れがゆっくりしていて、どことなくのんびりしている感じがして落ち着きます。
市街地は川沿いの雰囲気とは打って変わり、超高層ホテルが所狭しと建ち並び、その数が東京よりもはるかに多いのに驚きました。どのホテルも一つ一つがデザイン性に溢れていて、アジアのパワーに圧倒されました。
思い返すとヨーロッパへ行く事が多く、アジアは北京と台湾、シンガポールにしか行ったことがなく、冬の東南アジアは初めてでした。この時期のバンコクは、ベストシーズンで湿気が少なく最高30度、最低20度前後と、1月とは思えない快適な陽気が最高に気持ち良く、川伝いに船で要所要所へ行くのが毎日の楽しみでした。
元旦には、船に乗り『ワット・アルン』へ。三島由紀夫の小説「暁の寺」でも有名な美しい寺院です。遠くで見ると神々しく近寄り難いのに、近くに寄るとモザイク一つ一つ、全て違う可愛い図柄が描かれていて、ホッコリしつつ、その緻密なデザインに感動しました。
民族衣装のシワーライに着替え、夕焼けの光の中に佇むと、急に時空を飛び越えたかのような感覚になりました。自然と呼吸も深くなり、夕方の風に揺れる塔に吊るされた小さな鐘の音たちもお祈りの声も観光客の喧騒もだんだんと遠ざかって、そこに溶け込んでいくようでした。
この20数年は常に気の抜けない年末年始でした。年末にはクリスマスコンサートや第九公演、年明けにニューイヤーコンサート、元旦2日にはオーケストラリハーサルが始まる為、クリスマスもお正月も落ち着かない年の方が多く、当然、誕生日気分もお預けです。特にこの数年は見えない不安との闘いの日々でしたので、こんなにもゆったりとした気持ちで誕生日を過ごせる日が来るなんて、夢のようでした。
初めて海外で新年を迎えた50代の幕開けは、まるで人生の折り返しを祝ってくれているかのような、幸せと感謝溢れるかけがえのない時間になりました。

関連リンク

鈴木慶江オフィシャリサイト

発行「16ミリ試写室だより」No.126

16ミリ試写室の会報誌「16ミリ試写室だより」は年4回発行しています。

16ミリ試写室だより

No.126 令和4年9月25日「16ミリ試写室だより」

  • 響き渡る心を込めた演奏に涙! 上映会を終えて
  • ─風─脈動する歴史に参加する生き方〜もて余す表現者の業〜 映画プロジューサー 矢間秀次郎
  • 映画会情報
  • 戻ってきた?! 「どこでも素敵な映画館活動」
     人生最後の日々を楽しく生きるには
     心地好い海風に吹かれて 野外映画観賞会
     静か~に観賞! 「ペット2」
     子どもたちとの交流を楽しむ
     マットの上でゆったり観賞
     100回目を迎えた 子ども映画会
  • 映写活動 6月~9月 18回・参加者1,231人
  • 予定
  • 会員ふれあいメール 半世紀を共に過ごした連れ合いとの別れ 古橋康子

【報告】有料上映会 映画「地球交響曲 第九番」上映と鈴木慶江ミニ・コンサート

2022年9月17日(土曜日)横須賀市 文化会館大ホールにて、『映画「地球交響曲 第九番」上映と鈴木慶江ミニ・コンサート』を開催しました。

映画「地球交響曲 第九番」上映と鈴木慶江ミニ・コンサート
一瞬マスクをはずしての記念撮影
16ミリ試写室と鈴木慶江さん
久しぶりの再会に喜びあう16ミリ試写室メンバーと鈴木慶江さん
鈴木慶江ミニ・コンサート
第1部 鈴木慶江ミニ・コンサート
満席の会場
満席の会場

響き渡る心を込めた演奏に涙! 上映会を終えて

お天気にも恵まれた9月17日、横須賀市文化会館大ホールで、ソプラノ歌手鈴木慶江さんを迎えて、ミニ・コンサートと映画「地球交響曲第九番」とのコラボによる第32回有料上映会を開催。700人弱の来場者で賑わい、心に響く上映会を静かに楽しんだ。

会が2001年に始めた有料上映会の1回目の作品が龍村仁監督「地球交響曲第一番」。以来、作品が公開される度に横須賀上映会を開催。2007年には、市制100周年市民主催事業で「第六番」と鈴木慶江ミニ・コンサートを実施。以後映画とコンサートは4回目。

第1部のコンサートでは、急遽参加のピアニスト河原忠之氏との息の合った舞台で、「地球交響曲」シリーズでの楽曲カッチーニのアヴェ・マリアをはじめ、アヴェ・マリア3曲やオペラのアリア等々、会場に響きわたる魂のこもった歌声とトーク、さらにピアノ・ソロの「赤とんぼ変奏曲」とトークに包まれた心に浸みる舞台は、30分のオーバーで終了となった。

第2部ではシリーズ最終章「地球交響曲第九番」の上映。「すべての生命は音から生まれ、音に還ってゆく」をテーマに、指揮者小林研一郎の音楽とのかかわりを柱に、ベートーヴェンの「第九」への熱き思いや激しく優しい演奏活動を、美しい自然映像や音楽を背景に本庶佑らのメッセージを描いていた。ガイヤの声を心で感じたのではないだろうか?「感動した!」「よかった」「素晴らしかった!」「コバケンの第9が凄い!」と多くの来場者に声を掛けられ、無事終了した。

アンケート集計データから、来場者の多くが女性、70才以上、ほぼ半数がリピーターだ。多くが第1部の舞台に感動し・嬉しく・素晴らしく・亡き人を思い涙し、しびれ、鳥肌が立った、また心が洗われ・元気をもらい、参加してよかったと。さらにピアノが素晴らしいの声も多かった。
慌ただしく後片づけを終え心地よい疲れを感じながら、散会となった。なお、ウクライナ復興支援募金箱には義援金78,968円が集まった、温かな心に感謝!

16ミリ試写室だよりNo.126より

【有料上映会】映画「地球交響曲 第九番」上映と鈴木慶江ミニ・コンサート(2022.9/17)

新型コロナウイルス感染蔓延防止に、ご協力ください。

「半券」はチケットの小さいほうです。氏名と電話番号を記入してください。
  • 半券に<氏名>と<連絡先電話番号>を書いてください。(万が一感染が発生したときに備えます)
  • 体調の優れない方は参加を控えてください。
  • マスクの着用をお願いします。

※本上映会の内容は変更する場合があります。あらかじめご了承ください。

映画「地球交響曲 第九番」上映と鈴木慶江ミニ・コンサート
画像をクリックするとチラシのPDFが開きます

鈴木慶江 ミニ・コンサート
映画「地球交響曲 第九番」GAIA SYMPHONY NO.9 上映(123分)

開催日:2022年9月17日(土曜日)開場12:30 開演13:00

会場:横須賀市 文化会館 大ホール
〒238-0016 神奈川県横須賀市深田台50
京急線「横須賀中央駅」下車 徒歩10分

チケット料金:2900円(前売り2700円)
※中学生・高校生は 1500円(前売りも1500円)です。

チケット販売:
横須賀市文化会館 ☎046-823-2951
品川文化堂(大滝町)☎046-823-1848
井出新聞店(衣笠栄町)☎︎046-851-0235
アナザワフォト(追浜駅前)☎︎046-865-9963

地球交響曲

「地球交響曲 第九番」GAIA SYMPHONY NO.9

ホームページ「瀧村仁監督作品 地球交響曲 ガイアシンフォニー」

鈴木慶江

オペラ歌手
クラシックとポップスの境界線を超越し、進化するトップ・オペラ・シンガー。
2002年「NHK紅白歌合戦」に紅組の1人として出演、温かな歌声、華やかな舞台姿を日本中に印象づけ、オペラブームの火付け役となる。
東京藝術大学声楽科、同大学院オペラ科修了後、国内の数々のコンクールで優勝後、ミラノへ留学、「第31回ベッリーニ国際音楽コンクール」等、数々の国際コンクールで最高位を受賞する。
多くのオペラやリサイタルに出演する他、「ニュースステーション」「あさイチ」等、報道番組を含む多くのテレビ、ラジオに出演、「琥珀エビス」「JAL」等多くのCMソングを歌う一方、panasonic社の一眼デジタルカメラや日本海フェリーのCMに本人出演、2016年10月には鈴鹿で行われたF1グランプリ決勝で、国歌を独唱、世界170カ国に生中継され話題を集める。
『子どもの為の教育プラグラム』プロジェクトや、社会貢献活動の他、東日本大震災復興支援のためのチャリティ公演や現地のボランティア活動を続けており、その公演には上皇陛下ご夫妻もご臨席されるなど、多方面にわたる活動が注目されている。
最新アルバム『OPERATIC FANTASY 』を含む多くのアルバムでクラシックチャート1位を記録している。
シャンパーニュ騎士団シュバリエ叙任。関西国際学園特別講師及び顧問。神奈川県横須賀市出身。
映画『地球交響曲』では、第五番、第六番、第七番、第八番にて数々の楽曲が使われている。

鈴木慶江

鈴木慶江ホームページ http://www.noriesoprano.com

主催:16 ミリ試写室
共催:横須賀市教育委員会
後援:
横須賀市
(公財) 横須賀市生涯学習財団
(福) 横須賀市社会福祉協議会

発行「16ミリ試写室だより」No.125

16ミリ試写室の会報誌「16ミリ試写室だより」は年4回発行しています。

16ミリ試写室だより

No.125 令和4年6月15日「16ミリ試写室だより」

  • 映画「戦争と青春」有料上映会を終えて、今、平和についてみんなで考えよう!
  • ─風─ 最期の講演会 映像編集者 早乙女愛
  • 映画会情報
  • 報告(映写活動 3月から5月 17回 参加者869人)
  • 予定
  • 会員ふれあいメール 第2ステージ元気で!楽しく!! 森裕子

【報告】有料上映会 映画「戦争と青春」と早乙女愛 氏お話

2022年4月16日(土曜日)横須賀市 文化会館大ホールにて、映画「戦争と青春」の上映と、早乙女愛 氏のお話を開催しました。

集合写真

松澤会長の挨拶
映画「戦争と青春」の上映の後、早乙女勝元氏からのメッセージを読む松澤会長

早乙女勝元 氏よりメッセージをお預かりしました。

 この映画会からのお誘いは、さかのぼること2年前。新型コロナウィルスによる延期、延期で、いよいよと思っていたところ、わたくし自身が病に伏せる身となってしまいました。みなさまに直接語りかけることができず、たいへん残念に思います。

 多いときで年間100回以上の講演をこなしてきたわたくしですが、講演をお休みするのは生涯初めてのことです。この映画会をたいへん楽しみにしており、入院中もわたしなりに勉強をしようと準備をしておりました。ところが病院のテレビで、ロシアがウクライナへ侵攻したことを知り、がくぜんとしました。

 上映してくださる映画『戦争と青春』は、1945年3月10日の夜を逃げまどう女性や子どもの姿がリアルに描かれています。当時12歳だったわたくしは、一般民間人の被害を語りつづけて、とうとう90歳になりました。それでも、語り尽くしたとは到底思えません。
それなのに、次の戦争がはじまってしまいました。双方の国は、血みどろの戦いを繰りひろげ、子どもも女性も右往左往して、深刻な状態を引き起こしています。多くの国民が逃げてさまよう姿を、目の前で見ているように感じます。  

 約80年前にも、累々とした死体が東京下町地区を埋め尽くしました。あの日、あのとき、同じ場所で、多くの人々が帰らぬ人となったのです。今起こっている戦争も、80年、いやそれ以上、何世代にもわたって悲しみがつづくことになります。

 かつて、私たちの国で起きた悲惨な光景をけっして忘れず、そして、どの人の命も軽んじられてはならないことを学ぶ。この映画会が、その大事な機会になりますように。

早乙女 勝元



当初ゲストには、原作者である早乙女勝元氏を予定しておりましたが、早乙女勝元 氏が体調を崩され療養中であることから、長女で映像編集者の早乙女愛 氏にお話をしていただくことになりました。

早乙女愛氏お話
勝元氏の著書を紹介する早乙女愛氏

当時の貴重な写真や資料を見ながら、東京大空襲のこと、原作者、早乙女勝元の足跡と、映画「戦争と青春」が作られた時代背景や今井正監督との映画づくり裏話について、また、これからも太平洋戦争で被災された民の声を継承していくことの大切さをお話ししていただきました。最後に勝元氏が長く館長をされた東京大空襲・戦災資料センターのご紹介もあって終りました。会ではこのセンターにチャリティ金額72,450円を送金いたします。

東京大空襲・戦災資料センター 図録

東京大空襲・戦災資料センターのホームページはこちら

また、ウクライナ支援募金箱には、68,351円が集まりました。こちらは、日本赤十字社にウクライナ支援として、5月上旬にお渡しする予定です。

【お知らせ】有料上映会「戦争と青春」ゲストにつきまして

第31回有料上映会 映画「戦争と青春」2022年4月16日(土)にて、上映後には、原作者 早乙女勝元氏によるお話を予定しておりましたが、勝元氏が体調を崩され、加療中のため、早乙女愛氏にお話をしていただくことになりました。

早乙女愛 氏 プロフィール

早乙女 愛

早乙女 愛

Ai SAOTOME
プロデューサー・映像編集者

1972年 東京生まれ。同志社大学文学部哲学及倫理学専攻卒業。
2001年、中米コスタリカを舞台にしたドキュメンタリー映画『軍隊をすてた国』(山本洋子監督)を初プロデュース。映像制作会社を設立後、PV、テレビ番組、映画、展示映像へ 撮影技術を提供。
2015年、東京大空襲証言映像マップの制作において第 19 回文化庁メディア芸術祭エンタ ーテインメント部門審査委員会推薦作品受賞。
2020年より舞踊・演劇など舞台芸術のマルチ編集と、映像配信事業を展開。
著書に『海に沈んだ対馬丸』(岩波ジュニア新書)ほか、映画評を多数執筆。 東京大空襲・戦災資料センターにて証言映像作品を常設展示中。
有限会社記録同人代表。https://vimeo.com/goldenrecord


【有料上映会】戦争と青春

2022年4月16日(土曜日)開場13:00 開演13:30
横須賀市 文化会館 大ホール

【有料上映会】戦争と青春(2022.4/16)

発行「16ミリ試写室だより」No.124

16ミリ試写室の会報誌「16ミリ試写室だより」は年4回発行しています。

16ミリ試写室だより

No.124 令和4年3月1日発行「16ミリ試写室だより」

  • 映画「戦争と青春」横須賀上映会のお誘い
  • 私たちができるささやかな支援活動
  • ─風─ 映画の時間と社会教育 横須賀市立市民活動サポートセンター館長 沼崎真奈美
  • 有料上映会 次回予告
  • 映画館情報
  • 榊監督のDVD2作品の試写会
  • 会員ふれあいメール 精一杯ボラ活動を続けたい! 松澤澄江
  • 映写活動などの報告