【報告】映画「霧幻鉄道」上映会を終えて

山形由美さんとDAIJIさんによるミニライブ

幸いにもお天気に恵まれた11月11日、横須賀市文化会館大ホールに、フルーティスト山形由美さんとギタリストDAIJIさん、さらに安孫子監督を迎えて、映画「霧幻鉄道 只見線を300日撮る男」とミニライブ&トークを開催した。

記念撮影

会場のホワイエには映画の主人公、郷土写真家 星賢孝氏の大きなパネル写真12枚(A1サイズ)を展示、800人程の来場者(前売券参加率94%)を迎えて賑わった。安孫子監督とは2016年映画「春よこい」以来の再会である。映画上映に続き、音楽担当の山形由美さんとDAIJIさんによる映画のオープニング曲やテーマ曲を交えた素敵なライブにうっとりし、さらに監督も登壇し3人のトークと盛り沢山な上映会を楽しんでいただいた。

ホワイエでおこなわれた山形由美さんとDAIJIさん安孫子監督のサイン会

終了後のホワイエは、出演者3人のサイン会に集まる人や展示の写真を鑑賞する人であふれ、賑やかな内にお開きになった。

多くの来場者がご協力くださるアンケートには、とても率直なご意見、ご感想が記載されており、「この映画を観よう」と足を運ぶ方々の期待や思いがみえる。
今回のアンケート集計から、JR只見線と奥会津の美しく幻想的な絶景に思いを寄せ期待した方と、フルーティスト山形由美さんのミニライブに思いを寄せた方がご来場下さったようだ。「映像が美しく幻想的」「只見線に乗りに行きたい」「音楽が素晴らしい」「山形さんの生演奏に感動!」と多くの方が寄せている。映画もライブも満足し「良かった」と評価した方が80%、山形由美さんのファンが多かったのかライブは91%が評価した。いつもの上映会に比べ男性が多く、きびしく来場者のマナーの悪さ(座席の確保やスマホ操作など)を指摘する声もあった。

「ドキュメンタリは考える道具、真実を知る道具」を基本に上映活動を続けているが、今回も星賢孝氏の郷土を愛する地道で熱心な活動を通し、地域の活性化やローカル線の在り方についても考えるきっかけとなったのではないだろうか。先ずは、JR只見線に乗り、奥会津に出掛けてみたい。

関連リンク

メッセージエッセイをいただきました。
映画「霧幻鉄道」の監督、安孫子亘さんより

【有料上映会】ドキュメンタリー映画「霧幻鉄道」上映と山形由美ミニ・ライブ&トーク(2023.11/11)

映画監督・映像作家 安孫子亘(あびこ わたる) | ミルフィルム

山形由美オフィシャルサイト

DAIJI(インスタグラム)