映画「夢みる小学校 完結編」の上映会を終えて 学校が子どもたちの楽しい居場所に

2025年11月14日(金)、文化会館大ホールに午前の部と午後の部併せ384人の来場者を迎え、第38回有料上映館ドキュメンタリー映画「夢みる小学校完結編」と監督のビデオメッセージを開催した。

初めての平日の開催となった今回の上映会には、乳幼児を連れたお母さんたちの姿もちらほら見受けられ、来場者にゆったりと笑顔で応えながら、子どもたちの居場所「学校」について考えていただいた。

映画は、テストがない、通知表がない、先生がいない「探究学習」を実践する認可校「きのくに子どもの村学園」の全編にわたり自由にのびのびと楽しく、キラキラした小学生の日々を映し出していた。中でも、先生を相談役に、ソバを作るプログラムに集まった子どもたちが、畑でソバを育て、収穫し、石臼で挽き、試食するまでの探究学習や、修学旅行を会計も含めてみんなで計画検討し、実行する姿には驚くばかり。自分たちで考え・動き・プロジェクトをやり抜く姿があった。そして数年後、中高校生に成長したこの子どもたちが、自己肯定感に満ち、まるで大学生か大人のように堂々と話し、やりたいことを進んで企画実行するたくましい姿にも驚かされた。続いて、「通知表がない」「制服がない」公立学校も紹介され、校長の裁量の下で教師や保護者の理解と協力により、地域の学校も子どもたちが主役の楽しい居場所にかなり変われるのでは、と思った。

回収率35.4%のアンケート集計では、95.7%が「よかった」と評価。多くが「内容が素晴らしく、感動」「教育関係者、子どもたちに観てほしい」「自己肯定感ある成長した姿が描かれ、素晴らしい」「こんな学校に通いたかった」「子や孫を通わせたい」など沢山の意見が寄せられた。

横須賀市の小中学生の5.7%が不登校と聞く。監督はメッセージの中で、学校が変わらない要因の一つは保護者の意識が変わらないことと話された。地域の学校が自由で楽しい居場所に変わるには、地域社会の一人ひとりが学校や探究学習にも関心を持ち、一人ひとりの意識を変えていくことではないだろうか。

【有料上映会】ドキュメンタリー映画『夢みる小学校 完結編』(2025.11/14)

公式サイト「夢みる小学校 完結編」

支援ポータルサイト(横須賀市 ひきこもり・不登校児童生徒)