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【お知らせ】ゲストにつきまして(2022.4/10)
上映後に、原作者 早乙女勝元氏によるお話を予定しておりましたが、勝元氏が体調を崩されて加療中のため、早乙女愛氏にお話をしていただくことになりました。
早乙女愛プロフィールも併せてご覧ください。
映画「戦争と青春」上映 112分
原作・脚本 早乙女勝元氏のお話(60分)
ゲスト:
早乙女勝元
開催日:2022年4月16日(土曜日)開場13:00 開演13:30
会場:横須賀市 文化会館 大ホール
〒238-0016 神奈川県横須賀市深田台50
京急線「横須賀中央駅」下車 徒歩10分
チケット料金:1200円(前売り1000円)
チケット販売:
横須賀市文化会館 ☎046-823-2951
品川文化堂(大滝町)☎046-823-1848
井出新聞店(衣笠栄町)☎︎046-851-0235
アナザワフォト(追浜駅前)☎︎046-865-9963
制作者の紹介
早乙女 勝元(さおとめ かつもと)
原作・脚本
1932年、東京生まれ。12歳で東京大空襲を体験。働きながら文学を志し、18歳で書いた『下町の故郷』が直木賞候補に推される。1956年、『ハモニカ工場』発表後は作家に専念し、『美しい橋』『秘密』をはじめ、数々の小説が東宝、松竹、東映で映画化される。1970年、「東京空襲を記録する会」を結成し、都民の空襲体験記を編纂した『東京大空襲・戦災誌』が菊池寛賞を受賞。ルポルタージュ『東京大空襲』がベストセラーになる。2002年、江東区北砂に「東京大空襲・戦災資料センター」を開設、2019年まで館長をつとめる。主な作品に『早乙女勝元自選集』(全12巻)『蛍の唄』『アンネ・フランク』、絵本『ベトナムのダーちゃん』『猫は生きている』。小説、記録文学、絵本、映画、アニメの分野で戦争を伝えつづけ、2021年、幼児向けに書き下ろした紙芝居『三月十日のやくそく』で高橋五山賞を受賞。
今井 正(いまいただし)1912 – 1991
監督
映画監督。明治45年1月8日、東京生まれ。1939年、『沼津兵学校』で監督デビュー。第二次世界大戦中は戦意高揚映画も撮るが、戦後は民主主義啓蒙路線に転向し、『民衆の敵』(1946)、石坂洋次郎原作の青春映画『青い山脈』(1949)が大ヒットした。続く『また逢う日まで』(1950)で高い評価を得る。1951年の『どっこい生きてる』、沖縄戦の悲劇を描く『ひめゆりの塔』(1953)、『にごりえ』(1953)、『ここに泉あり』(1955)、『真昼の暗黒』(1956)、『米』(1957)、『キクとイサム』(1959)などを発表、多くの賞を獲得した。平成3年11月22日、死去。享年79歳。『戦争と青春』(1991)は遺作となった。
※このプロフィールは、『日本大百科全書』坂尻昌平氏の文章を引用させていただきました。
映画の紹介
現代の一人の女子高生が夏休みの課題で、家族の空襲体験を聞くことで戦争の悲惨さ、生命の尊さを学んでいくという物語。 舞台は東京のある下町。そこで細々ながらも平和に暮らす「花房モータース」の主人・花房勇太は、娘ゆかりの質問に口を開こうとしない。そんなある日、ゆかりの伯母にあたる勇太の姉、清原咲子が、町の焼け焦げの電柱横の道路に飛び出した子供を救おうとして、交通事故にあう。「螢子、ケイコ、あぶない!」とさけびながら…。 螢子とは空襲で生き別れになった伯母の娘だった。そこでようやくロを開いた父の話から、伯母の過去の傷痕が語られる。戦争中、伯母は弟(勇太)の担任だった教師・風見和夫と恋に落ちる。その愛を育む間もなく風見に招集令状が届く。しかし風見は徴兵を忌避し、北海道に逃亡する中で、非業の死を遂げる。 伯母は風見の子を身ごもり産むが、3月10日の空襲の混乱の中で子供と生き別れになってしまう。それから45年、伯母はいつも、子供と別れた「焼け焦げの電柱」の前で待ち続けていた。そんな折、朝鮮(韓国)から、李順益(イ・スニク)が一目自分を生んだ母親に会いたいと成田空港に降り立つ。自分は赤ん坊のとき、空襲の中で母の手からはぐれ、朝鮮の人に救われ育てられたという。ゆかりは李順益の姿に、伯母の姿をダブらせるが…。
公式サイト
主催:16 ミリ試写室
共催:横須賀市教育委員会
後援:
横須賀市
(公財) 横須賀市生涯学習財団
(福) 横須賀市社会福祉協議会