【16ミリ映画会】ガラスのうさぎ

ガラスのうさぎ チラシ(PDF 4.4MB)

日時:2018年7月11日(水曜日)14:00~

場所:横須賀市立中央図書館


ガラスのうさぎ 1979制作
(1時間45分)

監督
橘祐典

出演
長門裕之
長山藍子
蛯名由起子

昭和19年、敗色のこくなる一方の日本は、生活必需品は配給制になって久しく、学生は学徒兵として出征し、壮年男子も軍需工場に動員され、14歳以上の女学生も女子挺身隊員として徴用されていった。

ここ、東京両国の川井ガラス工場も、父の房雄が最後の「ガラスのうさぎ」の置物をつくっていた。工場は軍の指定工場となり、房雄も満州へ技術指導にいくことになった。小学6年生の敏子の2人の兄も、すでに特攻隊員として志願していった。

「ガラスのうさぎ」は著者の高木敏子さんが、亡き両親と2人の妹の三十三回忌にその供養と、戦争を知らない子ども達に戦争の悲惨さと恐ろしさ、平和の尊さを知ってほしいという願いから「私の戦争体験」という小冊子をつづり、知人に配布したものが加筆され、1977年12月出版されました。